君と桜(S×N)

春が来た。
河川敷では緑が生い茂り、花が咲く。
そんな中で一際目立つ、あの花。
今年の春を飾り、花が咲き誇る昼下がり。

俺はいつもその桜の木の下で読書をする。
すると、毎回あの人が来るんだ。
 俺を迎えに。
「翔さぁーん」
 ほら来た。
「翔さん。迎えに来ましたよ。」
息を切らして駆けつけて来た君。
汗がびっしょりで顔も赤い。
「いかないの?」
、と君は俺に問いかけた。
君が俺の隣に座り込む。
「ん?もう少し…もうちょっとだけ、読書させて。」
「なんで?」
「だって、俺が読書してる間、和は休めるでしょ。」
「、、、え。」
少し照れた君の横顔。
「じゃ、お言葉に甘えまして少し休みますかね。」
表情は冷静だったが、内心驚いていた。
まさか、君が甘えるとは。
「どーぞ。」
ポスッ
俺の肩にもたれて休む。

ヒラッ
桜の花びらが君の頭にとまる。
そっと桜の花びらを取った。
「この花びら、記念にしおりにしょうかな。」
ベタだったけど、照れた君。
腕で目を隠す。

でも可愛いトコロは丸出しだよ、和。

そっと君の頬にキスをする。
さらに赤くなる君に可愛くて仕方なかった。

 end.

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○あとがき○

懐かしの処女作を出してみました(^^)
いやぁ〜、、ベタですねww

これは学園パロですかね。

もういいやっ!!
nextの小説も見てくださいね(^ω^♯)

でわでわ、バイニャー(^^)ノシ